信用金庫を退職して約半年が経過しました。
半年経ったいま改めて、転職について振り返ってみます!
信用金庫から転職して半年が経過しました。
転職先にまだ染まりきっていない状態かつ信用金庫時代も鮮明に覚えている状態
つまり、一番客観的なお話ができるこの瞬間の気持ちをお伝えしますので、信用金庫から転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
あくまで備忘録としての一面も含ませていますが、
- 転職して良かったかどうか
- 転職するメリット
- 転職して後悔していること
- 転職した後だからこそわかる信用金庫の特徴
- おすすめの転職サイト
こんな流れで解説していきます。
信用金庫からの転職を赤裸々に描いている記事は正直多くありませんよね。
ざっくり2~3分で読める内容になってるのでぜひ最後までご覧ください。
転職して良かった?
結論:「はい」
…(笑)
それだけじゃわかんないですよね。
転職して半年ですが、ほんとうに転職してよかったと思っています。
もちろん良いことばかりではありません、大変なこともあるし、辞めたいと思ったことも何度もあります。
しかし、苦しいことすらも自分にとって必要な経験であり、出会うべくして出会った事なのだと思えるのです。
仮にもう一度半年前に戻れたとしても同じ決断をします。
それでは実際に転職して良かった理由をいくつか挙げていきます。
転職から半年|転職して良かったこと
自分の好き・嫌いが改めてわかってきた。
え?いまさら?
はい、今更です。
前職での仕事は楽しかったのですが、自分に完全にしっくりきているとは言い難かった部分があります。
具体的に言葉に出すと長くなるので控えますが、「とにかくこのままで良いのかな~…」と焦りと不安がありましたし「一生信用金庫で生きていくぞ!」と熱い気持ちは持てませんでした。
しかし、転職活動や転職して違う環境に身を置くことによって
・自分が何をしているときに喜びを感じて
・何に生きがいを見出しているのか
・熱い情熱を持てる瞬間はどんな時か
・そして、なにが嫌いなのか
自分の輪郭というものが、転職を通じて以前よりハッキリと見えるようになりました。
自分の幸せ・楽しいポイントを理解することで、これからどんな人生を歩んでいくべきかがわかってきたような気がします!
転職という決断が一歩先のステージまで連れて行ってくれる
かっこよく言いましたが、単純に大きな決断をしたことで自信がついたってことです。
「選択力」がついたとでも言いましょうか。
転職を考えている人に一番伝えたいことでもあるんですけど、
仮に転職した先が嫌な会社であっても、自分には合っていなかったとしても、辞めてしまったとしても、
それは絶対に失敗ではありません。
勇気を振り絞って選択をしたあなたにだけ訪れる成功のチャンスです。
私もこれから先どうなるかわかりません。
しかし「何かあればまた選択すればいいんだ!」と思えるようになりましたし、選択力がつきました。
環境を変えると成長は加速する
これが率直な感想です。
私は金融という軸はそのままに、ある意味似たジャンルへの転職だったのですが、それでも会社が違うと環境も180度変わります。
・細かい管理が無くても、各自高いモチベーションを持って取り組む体制
・業務の効率化、生産性
・フラットな人間関係
これらは決して信用金庫では味わえなかったもの。
また、強い組織を中からみるというのも非常に勉強になります。
「転職はしたいっちゃしたいけど、、、どうしようかなぁ~」
当時の私のように、転職について確固たる思いがない方。つまり
成長が停滞していると感じている方、今の業務に慣れてきて新鮮味がないと感じる方にも転職活動はおすすめします。
交友関係が広がる
新しい友人や先輩ができて、仲良くなると、人生が豊かになります。
つくづく会社はやっぱり人で成り立っているよなぁと感じますね。
会社の雰囲気にもよりますが、信用金庫とはタイプの違う人も多いし、ある意味ほかの人と強制的に関わる機会も増えるのでそれはそれで良い刺激になります。
転職から半年|転職して後悔していること
結論、後悔はない
冒頭にも書きましたが、転職で後悔って超凡ミスさえしなけば無いですよ。
超凡ミスとは
「大っ嫌いなことを選んでしまう」
これだけです。
自分の人生における優先順位(例えば、年収とか住む場所とか)にある程度沿っていればOKです。
仮に選んだ環境が「やっぱり違った。」となれば、それは「違ったという答えがわかった」こと。素晴らしく価値のある前進です。
なので皆様には安心して転職活動をしてみてほしいなと切に思うわけです。
転職から半年|転職して大変だったこと
転職して大変だったことをまとめました。
違う環境に行く=はじめはどうしても負担がかかる
転校や進学のイメージです。
仕事が変わるということは、一日で一番長く取り組むものが変わるということ。
つまり、生活はがわっと変わります。
・職場の場所
・通勤時間
・人間関係
・業務内容など…
前職に我慢ならぬ不満があって転職をする人にとってはむしろ楽になるかもしれませんが、
やっぱり環境が変わると負担は避けられません。
しかし、これはあくまで一過性であり2~3カ月で慣れます。
私の場合は慣れないけど毎日粛々とを過ごしていたら、気づいたら今の生活の方が心地良かった…!パターンです。
私は人見知りで環境の変化に苦労してきたタイプでしたが、なんとかなるんですよね(笑)
つまり、変化に適応するまでは少し苦労するけど、全員すぐに慣れるよってことです。安心してください!
転職から半年|転職してからわかる信用金庫の特徴
転職して改めて信用金庫の特徴について振り返ってみました。
ビジネスモデルは強い、しかし時代に後れを取っているのは間違いない
今まで絶対不可侵であった金融ビジネスモデルも、これからは浸食されていくと考えます。
下記のような三者間のやりとりは、今まで銀行業の特権だったわけです。
貸手(一般個人)⇔銀行⇔借手(会社など)
この間に入るプラットフォームは銀行以外なかったからです。
しかし、今はデジタル技術の発達で、一定の力を持つ者たちであれば参入が容易になってきました。
これがいわゆるネット銀行や、大手企業の金融部門です。しかも、それらの新世代は既存の銀行業と比較して圧倒的なスピードとクオリティを低コストで提供できる実力を持っています。
中小企業同様、銀行業も事業承継が始まっています。もちろん、信用金庫も対応は進めていますし全てとって変わられる訳ではありませんが。
時代に後れを取っていることはもう事実です。外部にいって改めて実感しました。
一方、強固な信頼関係があるのも事実
ネット銀行や大手金融部門が入ってきたとしても、やっぱり実際に顔を合わせて築いてきた信頼関係が強いのも事実です。
中小企業からしたら、来月来年もどうなっているかわからない状況で、やはり地元の金融機関とのお付き合いは不可欠。
一定数との強固な信頼関係は不義理をしない限り守られていくでしょう。
しかし、こういった関係が希薄化していったり、少数派になっていくことも事実です。ある一定の需要はあり続けるが、それを永続的に増やすことは難しいということですね。
めちゃし辛くもないし、楽でもない絶妙な仕事
転職してわかったのは、信用金庫はめっちゃ厳しくもないし、楽でもない絶妙なライン。
上司や支店などの環境にも大きく左右されますが、
とにかく激務で労働時間が長くて辛すぎるということもなければ、楽かと言われると決してそうではない業務。
よくも悪くも辞めにくいとは思います。
良い言い方だと、安定していて慣れれば楽。
悪い言い方だと、慣れたらそれ以上に学ぶことはあんまりなくて成長は止まる。
こんな感じでしょうか。
自分次第といえばそれまでですが、環境を変えていくことは良いと思っています。
転職を検討している人に伝えたいこと
考えていても答えは見つからないからまず転職「活動」してみる
転職「活動」は無料です。どれだけやってもマイナスはありません。
「転職するべきなのかな…?」
今と同じ生活を続けて、脳みそをフル回転させていても、答えはでてきません。
辿り付くのは「考えても答えはわからないという答え」
行動して、心を動かして、始めてホンネに出会う訳です。
転職サイトに登録をする→情報収集してみる→面接も受けてみる→最終的に判断
転職するかどうかは内定がでた段階で決めれば良いのです。多少待ってもらうことも後から辞退もできます!
まずは外の世界を知ることが一歩!
信用金庫職員におすすめの転職エージェント
世の中に無数に存在する転職エージェントですが、私が使い倒しほぼ全て使ってきた中でおすすめは二つ!
- 「doda」
- 「マイナビ金融エージェント」
\個人的に総合評価NO1はこれ!/
\キャリアに悩む信用金庫職員がまず相談すべき相手はこちら!/
もっとたくさんのエージェントを比較してみたいという方は↓をご覧ください。
転職をして後悔するパターンはたったの一つだけ。
「大っ嫌いなものを選んでしまうこと」
これだけです。裏を返すとこれさえ避ければ成功するんです。
まずは転職活動から一緒に始めてみませんか?
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