信用金庫を辞めたい・辛いと思った時に読んでほしい私の転職成功談

こんにちは、つい最近8年間勤めた信用金庫を退職してホワイトweb企業に転職をしたnaoです。

この記事を読んでいるあなたはきっとこういった気持ちではないでしょうか。

「信用金庫を辞めたい…」

「信用金庫を辞めたいけど転職する勇気がない…」

「信用金庫から転職したらどうなるか不安…」

「信用金庫を転職してどこに行けばいいかわからない…」

信用金庫ってマジで辛いですよね。

一度転職をしたい!と思ったらなおさら毎日憂鬱になっていたことを思い出します。

でも、転職する勇気ってなかなか出ないですよね。その気持ちもすっごいわかります。

なぜかというと私も数年間にわたって転職するか迷っては働き続けての繰り返しだったから。

でも大丈夫です!

実際に信用金庫で8年間働いて少しの勇気を振り絞って転職した結果、そこには驚くべきハッピーな生活が待っていた私の経験談をまとめました。

この記事を読んでわかること
  • 私が信用金庫を辞めた理由
  • 信用金庫で働くメリット
  • 信用金庫から転職したら幸せになった理由
  • 信用金庫から転職するまでの具体的な道のり
  • 信用金庫職員におすすめの転職エージェント

もちろん、この記事で全てさらけ出します。

辞めたいと思っている人はきっと気持ちが軽くなると思いますので是非最後まで読んでください。

まだ転職活動を始めていない方はこちら!

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私が信用金庫を辞めたいと思った理由

私が信用金庫を辞めたいと思った具体的な理由をお話しします。

異常なノルマへのプレッシャー

ノルマに追われ「何やってんだろう俺…」と擦り減っていく精神

信用金庫は基本ノルマがつきものです。今はノルマと言わず「目標」という言葉に変えているところもあるそうですが。

信用金庫業界自体が厳しい環境にあるため、商品と目標は年々増え続けていますよね。

個人

投資信託

国債

生命保険

年金

クレジットカード

カードローン

法人

融資残高

融資先数

事業性保険

キャッシュレス

iDeCo

住宅ローン

消費性ローン

正直これでもほんの一部です。

こういった数字の目標を月や半年単位で達成させなければいけません。

数字とらなきゃなのにもう見込みがねぇよ…。

この毎日です。

めちゃめちゃ頑張っても給料はボーナスでちょこっと変わるくらい。

お客さんの為に頑張ろうと思っていたのが次第に上司に文句言われないために頑張るという気持ちにすり替わっていきます。

幸いにも怒号を飛ばす上司には出会いませんでしたが、淡々と詰められるのはそれ以上にきつい。

「今月足りてないけどどうするの?」」

「この案件進めるの遅くない?月末までに実行して」

お客さんの予定とか関係ないですからね、とにかく早く契約すること、融資を実行することを強制されます。

筆者

次第に心が壊れていくのを感じました。

商品のお願いセールス

お願いセールスでじわじわ病んでいく心

お願いセールスをする時っていうのは大体こっちが下手にでます。

大半ノルマに追われてどうしようもない時にお願いをすることになります。

「月々数百円だからこの保険入ってください!」

「使わなくても良いんでとりあえず借りてください!」

「カード作るだけでいいので!」

こんな提案に何の意味があるんでしょう。

しかも一回お願いセールスをした相手とは、立場が平等ではなくなりますよね。

本当はこんなことやるべきではないとわかっているハズなのにノルマとなると判断がバグるんです(笑)

次第に「お願いしてまで契約を取らないと生き残れない信用金庫業界って…」と思うようになりました。

筆者

転職してからその考えは正しかったことを実感しました。

低い給料

激務で低く安定している給料

よく金融業界は安定していると言われます。

実際に昔はそうだったんでしょうね。

お客さんにも「銀行さんは儲かってるでしょ~」と言われることがありますよね(笑)

いまのような低金利、競合参入が当たり前の時代に金融なんか安定のあの字もありません。

むしろ斜陽産業です。

信用金庫は「仕事は激務、給料は低く安定、将来成長していく見込みはない業界」です。

転職してからわかったことですが、良い会社や良い業界に行くと「こんな楽でいいの?!」と思うことがめちゃめちゃ多くあります。

筆者

幸せのコツは「向かい風の業界で頑張る<良い業界でそこそこやる」ですね。

お昼もろくに取れないほどの忙しさ

お昼休憩なんてないのが当たり前

信用金庫では昼休憩は全くありませんでした。

12時に一度お店に戻って、現金を締めたり電話対応をして、昼は2.3分でかきこんでまたすぐに外に…という毎日でしたね。

お昼を食べれないことも多々あり、ピークでは2週間で4キロ体重が落ちることも(笑)

一方、転職してからはお昼休憩がきちんと1時間取れるのでそれはそれはビックリしました。

当たり前のことが当たり前でなくなっていたのでしょうね。

筆者

食事をきちんと摂れるようになってメンタルがとても安定するようになりました(笑)

無駄に長い拘束時間

始業時間より早く始まり、定時帰りは不可能

ほとんどの職員が8時キッカリに支店に入っていました。定時は8:30なのに。

とくに営業は8時から即仕事を開始して、さらに残業をしないと業務が終わりません。

お昼も休憩を取れないことを考えると、ある意味朝8時~夜7時までぶっ通しで仕事をしているようなものです。

筆者

残業をしないと絶対に終わらない業務量。
拘束時間も長く、平日は毎日ぐったりしていました。

古い体質と独自ルールの多さ

令和とは思えない古い体質

信用金庫は古い体質なのでとにかく独自ルールが多い。

休暇や研修の挨拶

上司のためにドアを開ける

帰る前に「何かお手伝いはありますか?」

特に何もないけどとりあえず朝礼

不備がある度に変える日付印

「働きやすい職場」と「効率化」とは最も縁が無い業界です。

信用金庫は中途採用とかがあまりないので、新しい風もなく人材の循環がありません。

必然的に今までのルールが当たり前になってしまうのでずー-と前の文化が未だ根強く残っています。

筆者

無駄なルールと無駄な作業がとっても多い業界ですよね。

衰退確実と言える将来のない業界

金融業界を取り巻く環境は悪化の一途

融資金利低下により利息収入は悪化

店舗数・人員も減少

メイン層である小規模事業者も激減中

若手職員の離職率が異常

信用金庫で働くあなたが、金融業界を取り巻く環境が悪化していることを一番強く感じているのでは?

経営状況が悪化しているのでなんとか収益柱を作ろうと業務を広げますが、結局どれも専門性に欠けるので中途半端に終わってしまいます。

信金内でどんどん少なくなる牌を取り合っている状況は今後も加速していくでしょう。

筆者

この記事でデータをもとに信金業界のヤバさを解説してます!

パワハラ上司

怒号と威圧で心を病む人続出

信用金庫ではパワハラといわれるものが横行しています。

最近ではパワハラに対してうるさくなったため声を荒げる人は減ってはいるもののまだ一定数います。

私は幸いにも声を荒げるタイプの人に出会ったことはありませんでしたが、上手くやる人は威圧してきますよね。

淡々とネチネチ毎日詰められるのもキツイですけどね…。

周りの同僚や先輩の話でここでは言えないような話もたくさん(笑)

筆者

パワハラで退職する人が毎年たくさんいます。
金庫内で有名人が結構いますよね(笑)

信用金庫で働くメリット

信用金庫で働くのが必ずしも悪いといっている訳ではありません。

もちろん良いところもありますので、良いところもきちんと見た上で身の振り方を決める必要があります。

世間から見るとお堅い職業

世間から見ると安定した職業

金融機関というとご高齢の方中心に「お堅い職業」というイメージがあります。

高給取り

しっかりしている

安定している

まぁあくまでイメージですけどね(笑)

やはり業界やその金融機関の知名度で安心されやすいというのはメリットです。

また、金融機関は年収の波が少ない為住宅ローン含め各種ローンに通りやすいというメリットがあります。

会社のトップと会える

「この人すげーな!」と思う経営者に会うことが出来る!

個人的にはこれが信用金庫で働き続ける一番のメリットでしょうか。

法人渉外をしているとたくさんの社長に会いますよね。

経営者と話すことで世界が大きく広がります。

私も副業を始めた理由は「あの社長みたいに自由に生きれたらいいな」と思ったからです。

普通の企業であれば社長と話すことってあまりないと思いますが、金融機関はその企業のトップに会うことができます。

本当に色々なことを学ばせて頂きました。

いまの自分があるのは色々な社長に出会えたから!

金融知識が付く

お金にまつわる知識「金融リテラシー」は高くなる!

これも信用金庫で働いてよかったことです。

我々にとって当たり前の知識が同年代の友達と話すと当たり前じゃないということが多々ありました。

税金・投資・保険など世の中は金融リテラシーが無いと損をすることがたくさんあります。

こういった経験は転職してからももちろん活きてきます。

一度身に着けると一生得する金融リテラシーを学べた!

仲の良い同期

社会人になってから親友ができた!

私の信金人生の全てといっても過言ではありません。

20歳超えてこんなに仲良くなる人ができるとは思いませんでした。

辛いことは山の数ほどありましたが、周りに支えてくれる同期や先輩がいてくれたことは一生の財産です。

信金を辞めた今でも定期的に会っています。

「信金はクソだけど良い人はマジで良い」

信用金庫を辞めて転職した結果

平日ですら幸せです。。。

「なんで辞めるかどうかネチネチ悩んでいたんだろう…」と思ってしまくうくらい辞めてよかったと思います。

当時それくらい悩んで苦しんだ経験があるからこその今ですけどね。

信金時代には考えられないほど毎日が楽しみ!

具体的にはこんな感じ。

  1. 自由な時間が増えた!
  2. ストレスが激減!
  3. 年収が上がった!
  4. 自信がついた!

信金時代と転職後のタイムスケジュールの比較や、辞めて良かったことを具体的にまとめているので参考にしてください!

信用金庫から転職するまでの流れ

では実際に転職するまでの流れについてお話しします!

転職活動をこれから始める人や辞めたいけど転職活動はめんどくせぇなぁ~と思っている人は是非参考にしてください。

転職活動の軸を決める

転職の軸=転職をしてなにを実現したいのか(最優先事項)

転職活動において一番重要な部分です。

反面、一番悩むところです!笑

いざ転職活動を始めようと思っても、ここでつまづいて悩んでいる内に気が付いたらまた働き続ける人が大半だと思います。

私も全く同じでした。

私は転職したいという気持ちはずっと持っていましたが「何をやりたいのかわからない」「どんな条件が自分に合っているのかわからない」状態でだったので2~3年の間辞めたい気持ちを持ったまま働き続けていました。

辞めたい気持ちをいったん無視したとしても、倍の大きさになって戻ってきます。

今あなたが抱えている仕事への悩みと不満は数年後スッキリ解決すると思いますか?現実的に考えてみましょう。

ならないことが多いですよね。

実際に、数年前に抱えていた悩みは「今」解決していないと思います。

信用金庫は長く働けば楽になるかと思いきやそうではありません。

業界自体どんどん収益が落ちているので数年後もっとキツイ状況になりますよね。

転職するにしても信金で働き続けるにしても、「転職の軸」というのは早めに決着をつけておくべきです。

あなたなりの人生観を固めることで気持ちが楽になりますよ。

ということで転職の軸を決めるとっても簡単な方法があります。私はこの考え方で決心がつきました。

転職エージェントに登録する

次は実際に転職エージェントに登録しましょう。

ここで「転職の軸」は固まっていない状態でも全然OKです。

理由は、いろいろな企業を見たりしていく中で必ず視野が広がっていくから。

転職エージェントを利用すると以下のようなメリットがあります。

・エージェントが優良企業を紹介してくれる!
・エージェントが面接日程や入社時期を調整してくれる!
・職務経歴書や面接対策など最初から最後までサポートをしてくれる!
・エージェントが代理で年収交渉をしてくれる!

信金で働いていると、日中のスキマ時間で企業と直接やりとりするのは正直不可能ですよね。

スムーズに転職活動するためにもエージェントを使うことを絶対おすすめします。

またエージェントを利用しないと以下のようなことになりかねません。

・非公開求人が見れないため優良企業と出会えない
・転職先についての十分な情報が得られずに転職後にミスマッチングが起きる
・行きたい企業への職務経歴書や面接対策ができず不採用になる

そこで実際に以下の観点から信用金庫職員向けの転職エージェントを紹介していますので参考にしてください!

・実際にわたしが利用してよかったエージェント

・転職後に知ったが、使えば良かったと後悔しているエージェント

・信用金庫から転職をした友人たちが使っていたエージェント

まだ業界に悩んでいる方

信用金庫からの転職=金融・営業という概念を捨てよう!

転職の軸はなんとなく決まったけど業種が決まらないという方で「自分には特別なスキルがにないから他業種は無理かな…」と考えている人、もったいないですよ!

私自身、全く知識もない状態からウェブ関係の仕事に転職をしました。ワードもエクセルもほぼ使えないのに(笑)

それでも全然余裕です。

毎日仕事後くたくたなのに試験勉強していましたよね?

業務外の時間に仕事を覚えようと勉強しましたよね?

その根性があればどこでもやっていけます。

まっったく心配いりませんよ!

一度固定観念を捨ててやってみたいことに挑戦する方が良いと思います。

具体的にイメージが沸かない方はこちらの記事を参考にしてください!

面接

面接はきちんと準備すれば余裕です!

私自身転職活動の際に10社以上も面接を受けました。

面接で次の選考に進めなかったことは正直10%くらいでほぼ最終面接まで行けました。

最終的には一番行きたい企業から内定が出たので最終面接時や内定後にお断りをした企業様もありましたが、面接での勝率はかなり高かったです。

面接の流れはほぼ決まっているのできちんと準備すれば何も問題ありません(笑)

聞かれることと言えば

  1. 自己紹介
  2. 現在の仕事内容と今までの経験
  3. 志望動機
  4. 転職理由
  5. 逆質問

これだけ。

面接時のポイントは現在記事準備中なのでちょっとまってくださいね!

内定

本当にここで良いのかを最終確認!

企業から内定を頂けたのであれば後は自分の意志で入社するかを最終判断しましょう!

本当は内定が下りたら入社するのが原則ですが、時期によっては重なってしまったりすることもあります。

もしお断りするのであれば「誠意をもって」きちんとお断りしましょう。

退職

退職は少なくとも2か月前には伝えよう!

「言いたくないなぁ」という気持ちもわかりますが、きちんと伝えることが相手への誠意です。

内定時にはもう転職先に行く日が決まってるかと思いますので、その少し前を目途としてきちんと伝えます。

不満があって転職したとしても、その信用金庫を選んだのはあなたです。

もしかすると、これからどこかの町で会うかもしれません。

これからも堂々と生きていくためにも退職することをきちんと伝えるようにしましょう。

まとめ|信用金庫を辞めたいと思ったときに読んでほしい転職成功談

伝えたいことはこちら

信用金庫を辞めたい…

信用金庫を辞めたいけど転職する勇気がない…

信用金庫から転職したらどうなるか不安…

信用金庫を転職してどこに行けばいいかわからない…

こんなことを考えているあなた、全く不安にならなくて大丈夫ですよ!

私は8年間勤めた信用金庫を辞めて、平日すら楽しみになるほど人生が変わりました。

今思うと「もっと早く踏ん切りをつければよかったわ…」と思います。

転職の軸を決めてエージェントを使って転職活動をやればそうそう失敗することはありません。

いまは辛い気持ちでいっぱいだと思いますが、乗り越えればその分きっと幸せになれます。

一度きりの人生です。

あなたの夢が信用金庫で働き続けることで叶うのかどうかを冷静に考えて後悔の無い決断をしましょう。

個別で相談があれば是非「お問い合わせ」から連絡ください!

一人で抱えず気軽に愚痴ってくださいね!

まだ転職活動を始めていない方はこちら!

■信金・銀行員が絶対に登録すべき転職エージェントTOP2

\個人的に総合評価NO1はこれ!/

\キャリアに悩む信用金庫職員がまず相談すべき相手はこちら!/

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この記事を書いた人

都内信金入社|営業で個人・法人分野ともに表彰受賞|表彰回数3回|8年勤務ののちweb業界へ転職|
辞める辞めないではなく、自分で選択することの大切さを発信中

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