こんにちは、元信金職員のnaoです。
私は8年間勤めた信用金庫を退職し、年収を100万円アップさせ残業ノルマなしのウェブ会社へ転職をすることに成功しました。
この経験を生かし信用金庫を転職したいと思っているあなたに向けて、成功を掴むまでの具体的な手順を7項目に分けてわかりやすく解説していきます。
- まだ具体的ではないけど転職をしたいと思っている人
- 転職を考え始めた人
- 転職活動をもう既に始めている人
これらに当てはまる方は、転職活動を失敗させないためにも読んで頂けると幸いです。
まず信用金庫は転職しづらいという人がいますが、これは完全に間違いです。
信用金庫という業界が重宝されないのではなく手順が間違っているから良い企業に転職できないというケースがほとんど!
よくある成功しないケースとは「業界や軸があまりにも絞れていない」「自分の強みを分析できていない」などがあります。
転職を成功させるためには正しい手順を踏むことがとても大切です。
逆にいうと要所を抑えて転職活動をすれば信用金庫からの転職は成功します。
そんな転職活動において重要な手順を実体験を踏まえてわかりやすく解説していきます。
- 「ビズリーチ」…幅広い業種を見たい方、年収にもこだわりたい方!
- 「リクルートエージェント」…転職実績、求人数ともに最大手!
- 「第二新卒エージェントneo」…26歳までの方に特化した優良求人多数
- 「リクナビNEXT」…求人数が段違い!大手~中小企業まで網羅
信用金庫からの転職|成功させるための手順8ステップ
信用金庫からの転職を失敗させないための手順はこちら!(①と②は逆でもOK!)
- 転職の軸を決める
- 転職エージェントに登録する
- 自己分析をする
- 職務経歴書の作成
- 面接を受ける
- 内定
- 退職
こちらの7ステップを正しく踏めば転職は成功します。
特に①が最重要事項であり、一番悩むところです。
①を無しにして転職はできません。
「①転職の軸」がなかなか決まらないという方は「②転職エージェントへの登録」を先にしてから「①転職の軸」を考えるというパターンもOKです。
いろいろな企業を見ているうちに「①転職の軸」が変わる場合もありますがそれは全然OKです。
信用金庫からの転職|正しい手順を詳しく解説
それでは詳しく解説をしていきます。
①転職の軸を決める
転職活動をするにあたって一番たいせつなのは「転職の軸」
最初にして最大の難関がきました。
転職の軸はラスボスです(笑)
しかしここさえ決まれば転職は上手くいくと言っても過言ではありません。逆にここが無いといつまでたっても転職活動は進みませんし、中途半端な結果に終わってしまいます。
だからこそしっかり考えることが大切です。
まず結論は
転職の軸=転職をしてなにを実現したいのか(最優先事項)
転職の軸とは、あなたの夢や理想=転職してどんな人生を歩みたいですか?ということです。
軸が無いと、どんなに良い職場に入れたとしても幸福感は生まれません。
私が実際に転職をした際に考えていたことや、転職の軸の具体例などはこちらの記事で詳しく書いていますのでご参考ください。
②転職エージェントに登録する
良い企業に転職するなら「良い企業の情報」が不可欠!
職活動の軸が決まっていよいよ動きだすあなた、転職についてまだ考え始めたばかりのあなた、どちらでも大切なのは新鮮な情報です。
まず転職業界のプロに情報収集を依頼しましょう。
その転職業界のプロというのが「転職エージェント」になります。
転職エージェントは各企業の人材状況に精通していますので、情報ネットワークでは右に出るものはいません。
※転職エージェントに登録して情報を得ながら軸を決めるでもOKです!
転職エージェントと転職サイトの違いについて解説します。
- 転職エージェントとは
-
・エージェントが付き、求人情報を常に教えてくれる。
・面接日程や年収条件など先方の企業の間に入り交渉してくれる。
・職務経歴書や面接対策などをサポートしてくれる。
- 転職サイトとは
-
・企業の調査や面接日程も自分で行う。
・求人情報についても自分で調べる必要がある。
ずばり、働きながらの転職であれば転職エージェントを使うことをおすすめします。
私も転職エージェントを使って転職に成功しましたし、周りの辞めた職員も同じで100%みんな使ってました。
信用金庫で働くあなたはきっと毎日忙しい日々を送っていると思います。だからこそ
- 面接日程
- 年収交渉
- 面接対策
- 職務経歴書添削
などの大変な作業はプロに任せてしまうことであなたの負担はかなり減ります。
「信用金庫職員にはどこの転職エージェントがおすすめなの?」ということに関してはこちらでまとめていますので参考にしてください。
③自己分析をする
自己分析ができていると転職活動がとっても楽になります!
自分という人間をきちんと伝える「面接」
良い企業に書類で落とされないための「職務経歴書」
自己分析は「面接」「職務経歴書」に繋がる大切なポイントです。
企業は書類でも面接でもあなたのココを見ています。
あなたがどんな経験をしてきたのか
あなたの強みはなにか
自分の会社にはいることでどんな効果がありそうか
これらに対応するために自己分析は必要不可欠です。
どうやって自己分析するかというと
- 自分の強みを考える(題名)
- 信用金庫でのエピソード(資格や実績)
- 工夫したことを入れる(具体例)
これだけです。難しく考えなくて大丈夫です。
あとは具体的な数字を盛り込めれば完成です。例えば上にそった私が転職活動当初に作った自己分析はこちら。
- 行動力(題名)
- 3回表彰に行った(実績)
- 他の金融機関と差別化を図るため、各企業が欲しがる補助金・助成金情報を徹底的に調査し金融面以外の付加価値を付けて営業をした。(具体例)
こんな雑でもいいんです。(笑)
あとは面接する会社によってちょっと変えたり、違う具体例を出したり…。
こんな感じでも自己分析ができると転職活動が楽になりますよ!
「確かに俺(私)はこんな強みがあるんだから他社でもいけるだろ!」と良い意味で前向きにもなれますしね。
人に話せる強みなんてないという方は「失敗」を基準に考えてください。
失敗から学んだことが強みですのでそれを軸に考えてみると良いでしょう。
④職務経歴書の作成
個性のある職務経歴書は採用担当の目を引く!
転職サイト・転職エージェントに登録した後は、「職務経歴書」を作成します。
ここでテンプレート通りの経歴書では選考に通る可能性が少なくなります。
私は転職活動当初にフワッとした誰でも書けるような経歴書で選考を受けていましたが通る可能性がめちゃちゃ低かったです。本当にもったいないことをしたと思います。
そこで、自己分析からやり直して具体的なエピソードをいれて個性のある経歴書を作り直したのですが、確実に選考に通ることが多くなってきました。
やはりちゃんと採用担当はちゃんと見ているんだなぁと実感しましたね(笑)
そこで「③自己分析」をもとに自分専用の職務経歴書を作りましょう!
こんなエピソードを各企業の志望動機と合体させたり、変えたり…とかしてました。
転職エージェントに登録すれば職務経歴書の添削とアドバイスをしてくれますよ!
⑤面接
書類選考のあとは面接です。
大切なことは
- なぜその会社に行きたいのかを伝える
- 自分の強みや経験がどう生かせるかを伝える
- 自身をもって堂々と
なぜその会社に行きたいのかを伝える
これは当たり前のようでできている人は多くありません。
「どうしてでもこの会社に行きたい理由」をとことん深堀りしてください。
この会社に行きたい→いったいなぜ?→○○だから→いったいなぜ?→前職でこういう風に思ったから→いったいなぜ?→以下繰返し
このように行きたい理由を突き詰めるとその会社に響く言葉がでてきます。
自身が面接官の立場だとしたら、強い希望もなく受けに来た人間を採用しようとはなりませんよね。
熱意をいかに伝えるかが重要です。
自分の強みや経験がどう生かせるかを伝える
あなたが信用金庫で学んだことや身に着けた能力が相手企業でどのように生きるかを伝えましょう。
営業であれば交渉力、審査力、コンサル力、事務であれば正確な事務処理、時間管理などなど。。
あなたが入社したらどんなメリットがあるかを強い意志とともに伝えましょう。
自身をもって堂々と
これは面接において一番大事な要素といっても過言ではありません。
私は最初に「信用金庫って特別なスキルがあまり無い業界でだから自信ないなぁ」と考えていました。
そうすると面接のときにその勢いというか自信の無さがきっと表情にも出るんでしょうね。
最初はとことん落ちました(笑)
みなさん考え方を180度変えてください。
信用金庫というめちゃめちゃブラックな企業でガンガン働いてましたよね?
それって最強なんですよ、ほんとに。
そんなあなたが他社に行って上手くいかない訳がありません。
「俺(私)は最強サラリーマンだ!」って感じで胸を張って面接に行きましょう。
私はこの考え方になってからほぼ落ちたことがなかったです。嘘のような本当の話です(笑)
⑥内定
無事に内定を貰えたらゴールまであと一歩!
内定がもらえたらあとは入社の日を決めるだけ。
退職までの間粛々と次の会社へ入る為の準備をしましょう。
⑦退職
堂々と誠意をもって退職の意向を伝える!
退職の意思は少なくとも2か月前までに伝えましょう。
「言いたくないなぁ」という気持ちもわかりますが、きちんと伝えることが相手への誠意です。
内定時にはもう転職先に行く日が決まってるかと思いますので、その少し前を目途としてきちんと伝えます。
私もそうでしたが、辞めるとなるときっと止められることもあるかと思います。
しかし、そこはきっちりと自分の意思で辞めることを伝えましょう。もうそれしかありません。
うやむやにすることがあなたの首を絞めます。
引継ぎは絶対にしっかり終わらせよう!
退職願をだしたあとの金庫での過ごし方は、とっても大事ですよ。
もう辞めるからといって適当な作業をしてはいけません。
いくら金庫に不満をもっていたといしても、その先にいるのは何の罪もないお客さまです。
また、今まで関わってきた同期や先輩は大切な財産でありこれからも繋がっていくこともあります。
そんな人たちに誠意をもって全力で働くことがあなたの人生を左右するでしょう。
※パワハラなどどうしても行けないといった理由以外で退職代行を使うことはおすすめしません。
信用金庫からの転職を成功させるための7つの手順まとめ
- 転職の軸を決める
- 転職エージェントに登録する
- 自己分析をする
- 職務経歴書の作成
- 面接を受ける
- 内定
- 退職
何度も言うように、信用金庫からの転職はむずかしくありません。
きちんとした手順を踏めば必ず成功します。
特に①~②が最重要ポイントです。
この①~②に正しい順番はありません。考えが変わることも往々にしてあるかと思います。
転職の軸を決めてから転職活動を始めるもよし。エージェントに登録して企業をみてから転職の軸を考えるでもよし。
私の経験から、転職を考えたものの実際に動けなかったり、うやむやにしてまた働いてまた時期が来たら転職で悩んで…ということがあるかと思います。
そういう時にもちろん転職は進みませんので、まずは行動してみることが大切です。
一日10分でもいいので転職先をリサーチしてみたり転職の軸を考えたりしてください。
きっとそうやって行動している間に色々と視野が広がって先に進めるんだと思います。
一周回ってやっぱ信用金庫で働こう!と思えるのも前進ですし、どの道自分の人生について考える時間を設けないとずっと不満を持ったままの人生で終わってしまいます。
各ポイントに沿って転職について考えることで道は拓けます。
何か質問やお悩みがありましたら是非問い合わせから質問してください!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
コメント